装着直後は少し高さが高いなと
思ったのですが、もう削れないと言われたので、慣れるかと思って過ごしておりまし
た。案の定しばらくしたら慣れたのですが、1ヶ月ほど経った時パンを食べていたら2
つのうち1つが外れてしまい、すぐにはめ直してもらいました。
それからなのですが、今日に至るまで冷たいものや熱いものが染みて痛いです。最近
ではパンやご飯など粘稠性のものを噛んで離すときに痛みがあるのと、何もしていな
い時もその歯の下あたりの顎やエラの部分が痛いです…。ほぼ毎日カロナールやロキ
ソニンを内服しています。
もちろん3ヶ月おきの定期検診のたびにかかりつけの医師に伝えているのですが、歯
軋りによる知覚過敏と言われマウスピースや知覚過敏用の歯磨き粉を勧められまし
た。歯磨き粉はすぐに変えて半年以上使っていますが変わりません。食いしばりは強
い方なので、定期的に両エラのボトックスも打っています。
マウスピースを作るのは構わないのですが、悪化を防ぐだけで根本治療にはならない
のではと考えております。
XPは痛みがここまでひどくなる前に一度撮りましたが、問題ないと言われました。
個人的には知覚過敏というより銀歯が合ってないのではと思っていて、外してつけ直
すかセラミックに変えようと思うのですがリスキーすぎますでしょうか?
こんな情報も少ない中大変恐縮ですが、先生なら他に何を原因と考えられますか?XP
で問題ない場合、CTなども取るべきでしょうか?
※添付した画像は治療前のものになりますので参考にならないかもしれませんが、下
の奥2本を銀歯に変えています。
A.こんにちは、安原歯科医院の安原豊人です。
お写真拝見いたしました。
もちろん診察していませんので、想像の話にはなりますが、
昨年3月に治療された右の奥歯2本の銀歯の高さが微妙に高くて、さらに食いしばりの
癖もあいまって銀歯の中のセメントが崩壊し脱離したものと想像します。付け直した
際に歯と銀歯の間にマイクロギャップ(微小な隙間)が生じ、知覚過敏が増強してし
まったと推察します。パンやご飯など粘稠性のものを噛んで離すときに痛みがあるの
はそのためです。一方、何もしていない時もその歯の下あたりの顎やエラの部分が痛
いのは、筋・筋膜性疼痛症候群を疑います。食いしばりの癖により、無意識下での噛
みしめ、夜間の歯ぎしり食いしばりにより噛む筋肉が疲労して痛みを生じている状態
です。脳が筋肉の痛みを歯の痛みとして勘違いしている病態と言われています。カロ
ナールやロキソニンが奏功するのはそのためです。治療には、セルフケアーといって
日常生活で注意することを守る必要があります。例えば、昼間くいしばりや噛みしめ
を意識して、かみしめをやめる。口を大きく開ける練習をする。咬筋の凝っている部
分をほぐすようにマッサージするなどです。もちろん咬筋のボトックスは効果的です
が、こめかみの側頭筋で代償して噛んでしまう人が多いので、側頭筋のボトックスを
併用したほうが良いかもしれません。セラミックに替えたら痛みが消失するといった
ものではありませんので、きちんと診断をしてもらってから治療方針を決定されるこ
とをお勧めいたします。