初めて、写真付きでご質問させていただきます。

8月に顎下腺の腫れとドライマウスで大学病院でCT(目、頸部、胸、腹部)、MRI(頸部)と血液検査で精査しましたが、igg4が少し上昇している以外、異常なしでした。シェーグレン症候群の抗体が陰性で、顎下腺の腫れも自然に引いたので、確定診断つかず、経過観察となりました。
現在は軽度のドライマウスと口内炎がつづいています。
写真の箇所は今日たまたま気づきました。
少し違和感がある程度ですが、見た目は反対側と違うので、悪性なのか不安です。
できればアドバイスをいただきたいです。
宜しくお願いします。


A.こんにちは、安原歯科医院の安原豊人です。
お写真拝見いたしました。
舌扁桃肥大が疑われますが、顎下腺の腫れなどの症状からIgG4関連疾患の疑いの可能性があります。
今後症状を繰り返すようなら精査が必要と思われます。
IgG4関連疾患はほぼすべての臓器において線維性炎症性病変を起こしうる疾患であり、診断には臨床、血清、画像、病理組織検査で総合的な関連性を鑑みて診断が必要です。
http://igg4.jp/
をご参考にされるとよいでしょう。

口腔外科専門医 安原豊人

口腔外科専門医 安原豊人

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